雇用保険(失業保険)大活用マニュアル

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基本手当の日額



基本手当で受け取ることのできる基本手当日額は、一定の計算式で求めることができます。
その計算式は、
賃金日額×一定率
となります。
具体例を用いて計算してみましょう。

Aさん、給料月額30万円、
1、賃金日額を求める
30(万)×6(ヶ月)÷180=10,000

2、賃金日額を調整する
基本手当はその人が利職した日から過去6ヶ月の収入を元に計算されるため、そのままでは人によって極端に多くなったり、極端に少なくなったりする恐れがあります。
その格差をなくすための調整を行います。

賃金日額の上限金額




年令日額
30才未満12740
30才以上、45才未満14150
45才以上、60才未満15560
60才以上、65才未満15070


例えばステップ1の計算結果が14000円になった25才のAさんの場合、上限金額が12740となっており、それを超えてしまっているため、上限金額は12740円となる

賃金日額の下限金額
2070円
例えばステップ1の計算結果が1000円になったBさんの場合、下限金額を下回っているため、賃金日額は2070円となります。

3、賃金日額と一定の率を利用して、基本手当日額を求める
たとえば50歳で賃金日額が11000円のCさんの場合、以下のような式になります。
11000×0.5=5500円



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